PAST EXHIBITIONS

Past Exhibition

2018. 9 / 14  fri. ––– 2018. 11 / 18 sun

11:00 – 19:00  Close ( Tue )

タラ・マハパトラ | Tara Mahapatra

[ Stirrings Still ]

このたび、haku | exhibitionでは、タラ・マパハトラの日本初個展「Stirrings Still」を開催します。

彼女はパリ第8大学で人類学を学んだのち、ベルリンで映像理論、ファインアートの修士号を取得後、オランダ、アメリカなどへ活動拠点を移し、現在はドイツ ベルリン、フランス モンペリエを行き来しながら作品を発表し続けています。

タラ・マハパトラは、フランス人哲学者のアンリ・ベルクソンがその著作『創造的進化』で述べた「生の躍動 élan vital」を彼女の制作の根幹として、同じく目に見えない時間や光といったものを独特な曲線を繰り返し描く方法で質量を与え、視覚化する試みをしてきました。こうして直感的に描かれるドローイングは、上記の哲学的なアプローチだけではなく、同様に不可視領域の研究である、量子物理学への興味を背景にしています。本展覧会では、インク、ペン、黒鉛で描かれた、動態として空間に生き生きと迸るようなドローイング55点のほか、彼女の代表作となる3部作の映像作品《Dream Sequence Trilogy》を紹介します。

curated by Yuki Asai

私はドローイングや版画を通して、すべてのものが本来備えているはずの、千変万化する生気の感覚を喚起させたいと思っています。紀元前500年頃に生きたヘラクレイトスは、絶え間ない生成と変化こそが世界の本質であり真理であると考え、「万物は流転する」といいました。生の躍動という、私たち人間の身体、動植物の例外なく、生きとし生けるものが変化し続け活動する、その創造の力に魅了されて制作しています。ゲーテは著作『植物のメタモルフォーゼ (1798)』の中で、植物が種から発芽し、育ち、そして花を咲かせるといった、こうした創造の力についても述べています。目に見えないけれど感じることのできる生気を、目に見えるものとして表現する、絶え間なく活動するこうした生命の創造の力に形を与え、置き換える方法として、ドローイングを制作しています。

変化や拡張、そして新たに発生する可能性の一部としての流れや生成に興味があるのです。

 

​タラ・マハパトラ​

Special EVENT

ensemble 0 Japan Tour 2018

京都公演

10/14(Sun) 18:00-

(*reservations required)

Sylvain Chauveauを中心に現代音楽の俊英が 集結したEnsemble 0、最新作「ensemble 0 plays eight compositions and it lasts 38:36」 の録音メンバーであるブリュッセル・セクショ ンの3人が来日

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