top of page

PAST EXHIBITIONS

FH000003.jpg

Past Exhibition

2019. 3 / 1  fri. ––– 2019. 4 / 7 sun. 

11:00 – 19:00  Close ( Tue )

石田 真澄 | Masumi Ishida

[ ゆれていて、かがやいて、やがてきえて ]

高校在学中の2017年に初の個展を開催して注目され、 2018年には写真集「light years-光年-を発表後、GINZA、装苑、MILKJAPONなどの広告媒体や「カロリーメイト」の夏季キャンペーン「部活メイト」など幅広い活躍を見せ、多方面から注目を浴びた写真家 石田真澄。

今回hakuでは石田真澄の写真展を開催いたします。

ありふれているようでしかし見るものの記憶や心の奥底に深く光を照射する、二つと存在しない刹那のきらめきを捉えた彼女の写真は、特に同世代を中心に多くの支持を集めています。

hakuにて全国初披露となる本展の中心となるのは、彼女の代名詞ともいうべき高校時代に刻まれた時から時間も空間も遠く離れた2018年のアイスランドで撮影された写真の数々。

永遠に終わらないと思っていた特別な時間が過ぎ「その後」だと思っていた時の流れを、しかし様々な望外の驚きや喜びとともに過ごしてきた石田ですが、そのレンズはどこまでも、流れゆく光や水が残しては消え去る刹那の輝きを捉えてゆきます。

そのまなざしの中に、流れゆく人生の時間と、その只中にいる誰もが希求するであろう瞬間と永遠の魔法が宿る石田真澄の写真。

単なるガールズ・フォトの枠組みには決して収まることのない、その秘密の一端にふれてください。

かざした手

揺れる水

走る後ろ姿

渡されたガラスコップ

反射する足

晴れた日の水たまり

 

光にしか焦点が合っていない

何が写っているかは二の次で

反射的に撮る感覚に近い

 

ほんの少しの時間で光も水も移り変わってしまう

跡形もなく消えてしまったり、より輝いたり

撮らないと、残さないと、と撮るたびに思う

石田真澄

bottom of page